「終身雇用や年功序列はオワコンみたいで転職を検討中だけど、転職エージェントが未知数で怖い…」と悩んでいませんか?
その他にも、転職エージェントの悪い口コミをみかけて躊躇して一歩を踏み出せていない方いませんか?
そんな方に向けて、転職に強い味方「転職エージェント」を利用する前に知っておくべきポイント8選の紹介記事を書きました!
知らない方は、プロフィールを読んでください!
会年収を上げたいから転職エージェントを使いたい!だけど、どうすれば?
転職エージェントを使う前に知っておくべきことは、何だろう…。
転職エージェントを利用するときに、気をつけたほうが良いことって?
本記事で紹介する「重要ポイント8選」を知ることができれば、初心者でも転職エージェントと最強のタッグを組むことができますよ!
なぜなら、実際に私もこの方法で上記の悩みを解決できたからです。
日本では、終身雇用や年功序列制度は崩壊寸前で「大転職時代」の到来中。しっかりと、予備知識を蓄えておきましょう!
そして、これからの日本は欧米型のジョブ型雇用が増えそうです。
結論:8つの重要点をおさえ、転職時代を生き抜く!
結論から申し上げると、以下の8点を押さえれば問題ありません。
- 人材紹介ビジネスの収益モデル
- 人材紹介会社はどんどん潰れている
- 最もオススメされやすい転職プラン
- 転職エージェントのタイプ【会社】
- 転職エージェントのタイプ【個人】
- マーケットボリューム
- 年齢別の転職難易度
- 職業適合性の考え方
項目別で詳しく解説していきます。
転職サイトと転職エージェントの比較違い
転職サイトと転職エージェントの比較をすると以下のようになります。
転職サイト | 評価 | どちらが優秀 | 評価 | 転職エージェント |
---|---|---|---|---|
空き時間に自由に使えるので手軽。 | ○ | 手軽さ | × | 担当者と連携しないといけない手間がかかる。 |
自分で検索して、自由に応募ができるので選択肢が多い。 | ○ | 選択肢 | × | 担当者に紹介してもらった求人から選ぶ形ですすめるので、選択肢が限られる。 |
サイト内に掲載されている転職ノウハウを自分で学ぶ。 | × | 企業対策 | ○ | 担当者が、書類や面接準備のサポートをしてくれる。 |
交渉は自分で行う。 | × | 企業との交渉 | ○ | 年収や勤務開始日の交渉をエージェント担当に任せる事が可能。 |
ちなみに、転職サイトというのは【リクナビNEXT】、【doda】など。
転職エージェントというのは【マイナビエージェント】、【リクルートエージェント】等が例に挙げられます。
オススメなのは、どちらも利用することです。
ただ、どちらかに絞るとしたら転職エージェントが断然オススメです!
それでは、転職エージェントを利用する際に知っておくべきこと8選を解説していきます。
1:人材紹介ビジネスの収益モデル
会社側から見たときに、採用方法は2種類あります。
- 直接採用
- 紹介事業者を利用
直接採用は、広告や紙媒体、リクナビNEXTなどで採用活動を行います。
ちなみに、リクナビNEXTと転職エージェントは違うビジネスなので注意!
紹介事業者を利用する場合は、有料紹介で転職エージェントを利用します。
※企業側が紹介事業者へお金を払う
無料紹介の場合は、ハローワークや商工会議所などを利用するのが一般的です。
ちなみに、企業側にとって高コストなのが「転職エージェント」の利用になります。
上記の図のように、転職者はお金を一切払わずに利用できるのは会社が転職エージェントに転職者の年収の30~40%ほどを報酬として支払っているからです!
転職エージェントを利用するメリットは、転職エージェントを利用している企業は「優良企業が多い」ということ。
つまり、本気で人材を探したいのとお金がある企業しか転職エージェントは利用できないので転職サイトやハローワークより優良企業が多いです!
転職エージェントを利用するデメリットとしては、転職希望者をどこでも良いから転職させたいという気持ちも少なからずあるでしょう。
上記のメリットとデメリットは忘れないようにしてください!
2:人材紹介会社はどんどん潰れている
人材紹介業を始めるには、厚生労働省の許可がいるビジネスです。
現在約2万の転職エージェントが存在していますが、毎年数百〜千件ほど増えています。
ただ、一方で毎年同じぐらいの数が潰れていっているのが現状。
人材紹介業は、初期費用が少なく比較的すぐに始められるビジネスです。
ただその分、競争がすごいビジネスになります。
転職サイトに登録すると、見たことがない名前の転職エージェントからガンガン営業メールがくるのはそういう理由からです。
まさに生き残りをかけて、必死に営業しています。
そのような理由から、転職エージェントの悪評の原因になっているかと思います。
聞き慣れないエージェントを使うときは、より慎重になりましょう!
3:最もオススメされやすい転職プラン
転職プランというのは、極論でいうと4つしかありません。
- キャリアアップの転職
- キャリア維持の転職
- キャリアダウンの転職
- キャリア復活の転職
この中で、手抜き転職エージェントが最も積極的なものは「キャリアダウンの転職」です。
なぜなら、楽に!確実に!お金になるからです。
例えば、年収500万円の人を年収350万円の会社に転職させるのはそう難しくありません。
受け入れる企業にとっては、年収500万円の人材が安く雇えるからです。
一方で一番むずかしいのは、キャリアアップの転職です。
手間暇かけて面接をするも、内定するのは簡単ではありません…。
転職させられない=成功報酬がもらえないので、転職エージェントのモチベも上がり辛い。
手抜きエージェントは、「能力や経験を活かせます!」「大切なのはお金だけではありません!」「会社から求められています!」「この会社は将来性があります」「他に案件がありません」など色々言ってくるかもしれません。
ただし、絶対に流されないでください。
反対に優秀なエージェントは、キャリアアップの転職をサポートしてくれます。
つまり、給料が多くなる転職です!
平然とキャリアダウンの選択肢を提示してくるエージェントとは付き合わないようにしましょう。
4:転職エージェントのタイプ【会社】
転職エージェントには、タイプがあることをご存知ですか?
求職者の年齢や職種、専門分野において得意なところや苦手なところがあります。
例えば、営業職に強いエージェントや、IT業界に強いエージェントなど…。
他にタイプといえば、「狩猟型の会社」と「農耕型の会社」があります。
狩猟型タイプの会社は、広告を出してどこでもいいからとにかく転職させていくという型。
このような狩猟型のエージェントを利用した型は、失敗するケースがすごく多いです。
一方で農耕型の会社となると、求職者との関係を大切に育てるという型。
ちなみに、農耕型のエージェントは以下のようなことも知っています。
- 転職市場に、優秀な人材は少ない。
- 優秀な人材は、複数回転職することも多い。
- 優秀な人材の周りには、優秀な人材が多い。
なので、無理やり転職をすることをしません!
信頼を最も重要視し、また利用してくれたり知人から良かったと聞いてという口コミを大事にしています。
上記のことより、悪い組み合わせは、以下の通り。
【自分に関係ないところに強みのあるエージェント】×【狩猟型の会社】
→満足のいく転職活動ができなくなる可能性大
オススメの組み合わせは、以下の通りです。
【自分のキャリアにまっちした強みのあるエージェント】×【農耕型の会社】
→満足のいく転職活動ができやすい可能性大
最もオススメしたい転職エージェントは、【マイナビエージェント】です。
なぜなら、一部上場企業。大手エージェントになります。
- キャリアダウンの提案をしてこない。
- 専門職・管理職・ミドル&ハイクラス・外資に強い。
- 優良人材と長く付き合おうとする農耕型エージェント。
私が現在勤めている会社は、【マイナビエージェント】で転職しました!
5:転職エージェントのタイプ【個人】
さきほどは、会社によってタイプが違うことをお伝えしましたが転職エージェントの個人でもタイプが異なります。
例えば以下のようなタイプがあります。
- アドバイザータイプ…どんどん助言してくれる。
- カウンセラータイプ…聞き上手、引き出す力。
- メンター・コーチタイプ…経験を語りながら、ステップアップで導く。
- コンサルタントタイプ…「答え」を準備してズバリ指摘。
この中でどのタイプが一番良いということではありません。
単に相性の問題ですので、自分が合う人を選びましょう!
ざっくりですが、相性が良い組み合わせの紹介。
●業界情報・企業情報、最近の転職事情など情報がほしい人
→アドバイザータイプ
●頭の整理がなかなかできないタイプの人
→カウンセラータイプ
●選択する場面で優柔不断になってしまうタイプの人
→メンター・コーチタイプ、コンサルタントタイプ
6:マーケットボリューム
日本の採用は、新卒一括採用が中心です。
なので、新卒で採用して自社で育てるため中途採用のニーズはそれほど高くありません。
中途採用のニーズが高い順番は概ねこういう順番になります。
- 外資系企業…もともと新卒で人を育てる文化がない。
- ベンチャー・スタートアップ企業…成長のため増員したい。
- 中小日系企業
- 大手日系企業
2と3の間には、見えない大きな壁があります!
企業が人材がほしいときは、成長しているときです。
大手日系企業の多くは、成熟してだいたい人員はうまっています。
そのため、求人は少なくなりがちなので中途で大手日系企業を狙うのは難易度が高いです。
このようなマーケットボリュームを知っておかないと、全然書類が通らない…。内定がもらえない…。となって自信を失ってしまいます。
自分の能力や採用試験ではなく、そもそも市場がそうなんだということを予め知っておきましょう!
特に、大企業に勤めていた人ほど次の企業は大手でいけるだろう…と思いがちです。
例えば、パナソニックで勤めていた人が日立もいけるだろうという感覚です。
ただ、成熟企業から成熟企業への転職も難しいでしょう。
7:年齢別の転職難易度
年齢は高いほど、転職難易度が上がります。
20代(簡単)、30代(普通)、40代(難しい)といった感じです。
昔は、40歳で転職限界説がありますが、今は気にしなくて大丈夫!
ただし、若いほうが有利なのは変わらないので頭の片隅に覚えておきましょう!
8:職業適合性の考え方
能力が高いにもかかわらず、転職に失敗し続ける人がいます。
そういう人は、パーソナリティに課題があることがほとんどです。
パーソナリティとは…
価値観・態度・興味などがパーソナリティにあたります。
仕事への適合性は「能力」と「パーソナリティ」で判断されます。
一般的に職務経歴書に記載するのは「能力や技量」です。
例えば、学習=学歴や資格。技量=スキル・職務経験が挙げられます。
どちらも高い評価をうけると、能力が高そうだなと思われますが採用にはまだ至りません。
なぜなら、過去の情報にすぎないからです。
採用選考でチェックされる部分は、学歴や資格、職務経歴だけではありません。
その他にチェックされる部分は、以下のようなものです。
- 知能…地頭の良さ。
- 空間視覚化…目み見えないノウハウを「見える化」する力。
- 速さ・正確さ…仕事のスピード・正確性。
- 精神運動機能…集中力や感情抑制など
上記で挙げたものは、将来への期待感を測るために必要な要素となり得ます。
なので、過去だけではなく未来への期待感も併せて評価されないと「採用」はもらえません。
なので、優秀なエージェントはキャリア理論をもとに求職者の弱点も押さえてサポートをしてくれます!
まとめ
転職力と転職エージェントの付き合い方が大事な時代になりました。
転職エージェントを利用する際にしっておきたいこと8選は、以下の通りです。
- 人材紹介ビジネスの収益モデル
- 人材紹介会社はどんどん潰れている
- 最もオススメされやすい転職プラン
- 転職エージェントのタイプ【会社】
- 転職エージェントのタイプ【個人】
- マーケットボリューム
- 年齢別の転職難易度
- 職業適合性の考え方
この8つは必ず頭に入れておきましょう!
また、転職エージェントは成功報酬型です。
そのためどこでもいいから転職させたいという人が多いです。
そのため手抜き転職エージェントに当たると、キャリアダウン(年収ダウン)を求めてくる可能性が大きいです。今後は、そのエージェント利用はやめておきましょう!
自分ひとりで転職できる!という方もいらっしゃるかもしれません。
ただし、ソロで転職活動をすると以下のようなデメリットがあります。
- 書類選考・面接通過率が低くなる。
- 非公開求人にアクセスできない。
- 業界事情・企業情報の入手が難しい。
- 面接のフィードバックがもらえない。
- 履歴書のブラッシュアップがしにくい。
- 企業との条件交渉の難易度が高い。
- スケジュール管理が面倒。
なので、私は転職エージェントを利用することをオススメします!
転職エージェントを利用時には、あまり聞かない転職エージェントではなく「社歴の長い知名度ある転職エージェント」を利用することハズレエージェントに当たりにくくなります。
その中で一番オススメなのが【マイナビエージェント】です。
なぜなら、業界ベスト3の転職エージェントだからです。
その他にも一部上場企業で、専門職や外資など分かりやすい強みがあります!
最後に最も魅力的なのがエージェントの質が高いことです!
上質な求人がタイムリーに届いたり、長く付き合えるエージェントなのでオススメです!
もう少し範囲が広い転職エージェントを挙げるとしたら【リクルートエージェント】です。
20代からOKで、大手エージェントの中でも人気があります。
日系にも強いので、幅広い求職者に最適なエージェントになります!
ぜひ今回の記事で、最低限の知識をつけたら次の一歩を踏み出してみてくださいね。
2つ〜3つのサイト登録することをオススメします!
なぜなら、「サイトごとに求人を出している会社が違うから」「業界の給与相場が比較できるから」です。
初めての転職や転職エージェントを使ったことがない人は要チェック
【転職が初めての人へ】転職エージェントの利用前に知っておくべき点8選
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